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マウスピース型矯正治療の流れ

マウスピース型矯正治療の流れ
STEP1

STEP1 検査・お口の型取り

カウンセリングを経て、マウスピースでの矯正治療開始を決めた場合、 精密検査を行い、現在の歯や顎の状態、かみ合わせなどを事前に調べます。 またマウスピース作成のため、お口の中の3Dカメラによるスキャニングもしくはシリコンを用いて精密な型取りを行います。

STEP2

STEP2 マウスピースの作成

スキャニングを行ったお口の中のデータやシリコンの歯型はアラインテクノロジー社へ送信し、マウスピースの製作を依頼します。マウスピースの作成は、アライン社に任せきりというわけではなく、歯の動かし方を医師が細かく確認し、 正しいかみ合わせ、歯並びへ向けた治療計画に基づいてマウスピースを作っていきます。 矯正治療の知識を持った医師によるこの確認作業が治療の成功を左右する重要な過程となります。

また、マウスピース型矯正治療には「クリンチェック」と呼ばれる独自のアプリケーションがあります。モニターを利用して術前の歯の動きをシミュレーションすることができますので、 治療の過程や整った歯並びをご自身の目で確認でき、モチベーション維持につながります。

STEP3

STEP3 マウスピースの装着

マウスピースの完成後、いよいよマウスピースを装着し、治療を開始します。
はじめの期間については約1ヶ月に1度の間隔で通院していただき、調整などを行います。その後、各治療段階に合わせて、歯科医の指示に従いながら7〜14日に1度のペースで付け替えをご自分で行います。この間の通院頻度は1~3ヶ月に1回程度になりますが、歯の動きに不安がある場合などはすぐご来院ください。通常は約2年程度で治療は完了します。
(※但し、通院頻度は症状により異なります。)

治療中の注意点

マウスピースは最低でも1日あたり20時間以上装着する必要があります。また、食事や歯磨きの際は、マウスピースを外します。

STEP4

STEP4 治療完了後、保定期間へ

歯が整列し矯正治療が完了した後、保定期間に入ります。整列させた歯並びは安定するまで「後戻り」の可能性があります。これを防ぐために約1~3年はリテーナーと呼ばれる保定装置を付けていただきます。保定期間は2~6ヶ月に1度のペースで通院していただき、後戻りしていないかどうか、噛み合わせはどうかといったチェックを行います。