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歯科矯正治療のススメ方と治療期間

矯正歯科の治療期間

治療のススメ方

歯科矯正治療では、患者様の歯やお口の状態を確認しながら、以下の流れで治療を行います。

矯正歯科の治療期間

歯を抜かずに治療できる場合は約1〜1年半、歯を抜いて治療する場合で約2〜2年半ほどです。
歯並びを整える治療が終了したら、後戻り防止のための取り外し可能なマウスピース(※保定のためのマウスピース)をお渡しし、綺麗な歯並びを維持するために定期的にフォローアップさせて頂きます。

※保定のためのマウスピース

歯を動かすと、一定期間後戻りのリスクが生じます。ここで言う後戻りとは、歯が元の位置に戻ろうとする現象です。歯を支える周りの歯茎や骨の生まれ変わりが、矯正による歯の移動よりも遅いことが原因で起こります。一般的に歯茎や骨の生まれ変わりには2年程度要すると言われており、つまり矯正治療終了後2年は後戻りのリスクが高い時期と言えます。せっかく苦労して治した歯並びを維持するために、この保定がとても大切です。保定期間中はリテーナーと呼ばれるマウスピースを使用し、3~6か月に1回程度のご受診となり、通院回数が減ります。